2005年03月22日

上昇すると次元が変わる

僕は学生時代ハンググライダーをしていました。

羽をつけて山から飛び出すのです。

日本中を飛び回りました。
北海道、東北、関東、信州、四国、広島、九州。
どれも最高の思い出ばかりです。

社会人になってからも何回か飛びに行きましたが、氣がついたら
いつの間にかやめてしまいました。。。。。

ハングを通じていろんなことを学んだと思っています。
今日はそんな話題です。
 

 ◆ 次元によって見えるものが違う
 

ハングは空を飛びます。本当に飛んでいると実感します。
なにせ自分は下を向いてグライダーのぶら下がっているだけ
なんですから。

速度は30KMから50KMくらい。結構早いです。
滑空しているのです。

空から見ると景色がまったく違って見えます。全てが見通せます。
鳥瞰図とはよく言ったものです。
自分が登ってきた山道か地図のようにくねくねして見えますし、
泊まっている山荘も上から見るとまったく景色が違います。

 “上から見ると一瞬で全体が理解できる”と実感しました。
これは大きな発見でした。

ハンググライダーの初心者は最初の内、山から地上に降りるだけ
しかできません。でも技術が付いてくるとどんどん上昇して
別の山にも行くことができるようになります。
上に上昇することをソアリングといいます。

初めてソアリングしたときのことです。自分がテイクオフした
山の尾根を超えることができました。

その瞬間、言葉にできない感激を味わいました。

見たことのない世界を見ることができたのです。

今までは山から飛び出し下に下りるだけ。自分の飛び出したところから
下にあるものしか見えませんでした。

でも尾根を越えると尾根の先に連なる山々が全て見えるのです。
初めて見る光景でした。

自分の中にある無限の可能性に氣がついた瞬間でした。

  『どこにでも行くことができるだ』 

             とわかったのです。

今までは目の前に広がるところしか飛べませんでした。
でも尾根を越えると360度どこにでも行くことができるのです。

これは上昇したことで開けた世界でした。
 
 

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