上昇すると次元が変わる

2005年03月29日

上昇気流を見つける目

ハンググライダーは山頂近くにあるランチャー台という
発射台から飛び出して空に舞います。

ハンググライダーには動力がありません。だから誰でも好きなだけ
飛んでいるというわけにはいきません。

初心者は高度差500mくらいの山ですと5分くらいでふもとに
降ります。たった5分です。

これが上級者になると1時間でも2時間でも飛んでいられます。
私の先輩は当時茨城から東北まで何時間もかけて150kmも
飛んでいきました。


この差はいったいなんなのでしょうか?

ひとつは技術です。グライダーをコントロールする技術です。
これがなければもちろん話になりません。


しかしもう一つ大事なことがあります。
それは

    ◆風の流れを見る目を持つこと


ハンググライダーが上空を飛んでいられるのは、上昇気流を
つかむことができるからです。上昇気流をつかめなければ
下に下りるだけなのです。

上昇気流はどこでも吹いているわけではありません。
そしてあくまで風です。色が付いているわけでもありません。

この見えないものを見る力がついていないと長い時間飛んでいられ
ないのです。


ビジネスでも同じだと思います。
追い風が吹いているときにその風に乗っていけば、簡単に
成功しますが、向かい風の時はいくらがんばっても前に進まないもの
です。今どこにどういう風が吹いているのかを見極める力が
実力と同じかそれ以上重要になってくるのです。


上昇気流の発生には法則があります。

たとえば

      ●山際

      ●コンクリートの上

      ●とんびの飛んでいるところ


などなど、判断の目安になるものがあるのです。


癒しのビジネスでも特有の上昇気流があると思っています。
向かい風に挑んでいくよりは追い風をつかんだほうが
楽に成功できるのではないでしょうか?

2005年03月22日

上昇すると次元が変わる

僕は学生時代ハンググライダーをしていました。

羽をつけて山から飛び出すのです。

日本中を飛び回りました。
北海道、東北、関東、信州、四国、広島、九州。
どれも最高の思い出ばかりです。

社会人になってからも何回か飛びに行きましたが、氣がついたら
いつの間にかやめてしまいました。。。。。

ハングを通じていろんなことを学んだと思っています。
今日はそんな話題です。
 

 ◆ 次元によって見えるものが違う
 

ハングは空を飛びます。本当に飛んでいると実感します。
なにせ自分は下を向いてグライダーのぶら下がっているだけ
なんですから。

速度は30KMから50KMくらい。結構早いです。
滑空しているのです。

空から見ると景色がまったく違って見えます。全てが見通せます。
鳥瞰図とはよく言ったものです。
自分が登ってきた山道か地図のようにくねくねして見えますし、
泊まっている山荘も上から見るとまったく景色が違います。

 “上から見ると一瞬で全体が理解できる”と実感しました。
これは大きな発見でした。

ハンググライダーの初心者は最初の内、山から地上に降りるだけ
しかできません。でも技術が付いてくるとどんどん上昇して
別の山にも行くことができるようになります。
上に上昇することをソアリングといいます。

初めてソアリングしたときのことです。自分がテイクオフした
山の尾根を超えることができました。

その瞬間、言葉にできない感激を味わいました。

見たことのない世界を見ることができたのです。

今までは山から飛び出し下に下りるだけ。自分の飛び出したところから
下にあるものしか見えませんでした。

でも尾根を越えると尾根の先に連なる山々が全て見えるのです。
初めて見る光景でした。

自分の中にある無限の可能性に氣がついた瞬間でした。

  『どこにでも行くことができるだ』 

             とわかったのです。

今までは目の前に広がるところしか飛べませんでした。
でも尾根を越えると360度どこにでも行くことができるのです。

これは上昇したことで開けた世界でした。